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誕生物語

「イカタル弁当は、私たちの父・石井繁徳が生み出しました」

イカタル弁当の誕生は、ひとつの何気ない発想から始まりました。

創業者・石井繁徳は、食べることが大好きな人でした。ある日、いつものようにノリ弁にタルタルソースを乗せて食べていたとき、ふと思いついたのです。

「イカゲソのから揚げにも乗せたらいいんじゃないか」

こうして、カラッと揚がったイカゲソに、卵たっぷりの手作りタルタルソース、そして有明産の海苔を組み合わせた「イカタル弁当」が誕生しました。

創業者・石井繁徳さん

炭鉱の街で愛された味

深夜まで営業し、働く人々の心を満たした

大牟田は、かつて炭鉱の街として栄えました。

石井繁徳が営んでいた「マイキッチン」は、ショッピングいしいに併設されたお弁当屋でした。深夜まで営業し、仕事を終えた人々や、飲んだ後の〆として多くの方に愛されてきました。

「〆はイカタル」という言葉が生まれるほど、イカタル弁当は大牟田の食文化に根付いていきました。

マイキッチン時代

受け継がれる味

父から娘へ、元祖の味を守り続ける

2019年、長年親しまれてきたマイキッチンは閉店を迎えました。

しかし、父が生み出した味を絶やすわけにはいかない。その想いから、娘である石井良子が「カントリーキッチン」として新たなスタートを切りました。

母・征子と共に、毎日手作りで仕込むタルタルソース。卵と愛情をたっぷり込めた、父から受け継いだ変わらぬ味です。

「お父さんの味を守り続けたい」
その想いが、私たちの原動力です。

現在のカントリーキッチン店舗

なぜ大牟田で愛されるのか

市民の「なくてはならない味」

イカタル弁当は、単なるお弁当ではありません。

深夜まで働く人々の疲れを癒し、飲み会の後の楽しみとなり、家族の食卓を彩ってきました。40年以上の時を経ても、その味は変わることなく、大牟田の人々の記憶と共にあります。

私たちは大牟田が大好きです。これからも地元に愛されるお店で居続けたい。その想いを胸に、今日もイカタル弁当を作り続けています。

イカタル弁当